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絶品にして至高!蒲焼以外の鰻の超絶美味しい食べ方と鰻に関する超意外な雑学

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、夏のスタミナ料理の代表格にして、絶品の魚、鰻にスポットを当てて、そのおいしさを存分に味わう食べ方などをご紹介したいと思います。

鰻といえば、やはり蒲焼が王道の食べ方でありますが、今回ご紹介するのはそれではないんですね。

鰻の美味しさを存分に味わえて、誰でもできるそのシンプルにして至高の食べ方とは・・・そして、その味を極限にまで味わうのに最適な超意外な季節とは・・・

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

蒲焼以外にもあった!鰻がさらに、そして最高に美味しくなる超シンプルな食べ方

鰻は古くから食され、縄文時代の貝塚からもウナギを食していた痕跡が見つかっており、また奈良時代にはすでにスタミナ料理として珍重されてきたことが万葉集などでも紹介されているんです。

そんな鰻なんですが、美味しさはもちろんここでご紹介するまでもないですが、栄養価も非常に高く、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・ビタミンEといった、ビタミン群をはじめ、青魚にも豊富に含まれている、必須アミノ酸、DHA、EPA、そして亜鉛や鉄などのスタミナ栄養分などなどかなりの栄養素が十二分に含まれており、スタミナ消費著しい夏に私たちの体を助けてくれているんです。

鰻の王道の食べ方鰻のかば焼き

このように栄養価でも非常に優れている鰻ですが、その王道にして美味しい食べ方といえば、やはり鰻のかば焼きなのではないでしょうか。開いた鰻を串で刺し、甘辛いタレを、2度、3度付けながら焼き上げたウナギは、香ばしい香りを周囲に漂わせ、その香りを嗅いだだけで食欲がそそられるというもの。

そして蒲焼にされた鰻はうな重やうな丼などの丼ものにして食べられることがほとんどですが、ちらしずしや巻きずし、握りずしなどのすしネタとしても使われていたりします。

土曜丑ではウナギ屋さんや魚屋さんにこの蒲焼を求めて行列ができるのは夏の風物詩と言ってもいいですもんね。

しかしながら、この蒲焼を凌駕するといってもいい、超絶美味な鰻の食べ方があるんです。それもとても、とても、とてもお手軽かつシンプルな調理法で。

はい。もちろん、蒲焼よりもお手軽な調理法です。

鰻の美味しさを存分に味わう最高のウナギ料理 鰻の塩焼き

そうなんです。その調理法とは、鰻の塩焼き。

用意する材料は開いた生の鰻に、塩、そしてレモン汁。

これだけ。そして調理方法は鰻に塩を振って1時間ほど寝かしたのち、焼くだけ。焼き方は普通の魚を塩焼きにする感じで全く大丈夫。

そして焼きあがったら、レモン汁を振りかければこれで出来上がり。

めちゃくちゃ簡単でしょ。しかも味付けが塩だけなので、タレをつける鰻の蒲焼よりも、その本来の美味しさを存分に味わうことができます。

これだけ引っ張って、ただの塩焼きですか。

って思われたかもしれませんが、だまされたと思ってやってみてください。衝撃が走りますんで。

鰻の塩焼き、マジ最高。

鰻の旬に関する超意外な雑学

鰻といえば、土用丑などのイベントやその豊富な栄養素もあり、夏が旬と思われがちですが、実は鰻の旬は秋、もっと言えば、晩春から初冬あたりの時期が含まれる脂肪も多くなり、美味しくなるんです。

なので、鰻の本来の旬は秋から冬の初めにかけてということになりますね。これは、鰻が水温が低くなる冬には冬眠状態に入り、それに付随して冬眠に入る前の時期に体に栄養素を蓄えることでその前の時期に最も脂がのることがその要因とされているんです。

ただ、これに関しては、厳しい自然界で生活する天然の鰻に関することで、養殖の鰻に関しては通年通して、安定して餌が供給されるため、季節での差異はあまりないんです。

なので、天然の鰻を食べるのであれば、その真骨頂を味わえる11月ごろに食べるのがいいかなと思います。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、鰻のシンプルにして蒲焼以上の美味しい食べ方、鰻の塩焼きをご紹介させていただきました。今年の土用丑は鰻の塩焼きで決めても、また普段と変わった土用丑が楽しめるかもしれませんね。

ただ、古来より食されてきた経緯、そして現在は土用丑を中心に、その需要がさらに高くなってしまった結果、乱獲が進んでしまい、現在は絶滅が危惧されてしまっているんです。そして、鰻はそのライフサイクルも非常に複雑な生態を持っており、現在でも完全養殖には試行錯誤を繰り返している状況なんですね。

また、こういった経緯からウナギの稚魚の密漁といったよからぬことが横行しているのも問題としてありましてですね。

このあたりについては、本当に私たちも今後鰻の恩恵を受けさせていただくためにも本当に考えないといけないところでして、このあたりについては、機会を設けてじっくりと記事にさせていただきたいと思います。

ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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