こんにちは。えたばりゅです。
今回は、通常のカキとは違い、夏に旬を迎える岩ガキにスポットを当てて、岩ガキのある特徴を活かした超贅沢な食べ方などをご紹介したいと思います。
超背徳感に苛まれながら、贅沢に食べる岩ガキの食べ方とは・・・
ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
夏に旬を迎える岩ガキの超絶贅沢な召し上がり方とは
私たちにとっては、非常になじみ深いカキですが、カキは世界中至る所で親しまれていて、近隣の中国や韓国、台湾やロシアなどはもちろん、ヨーロッパ諸国やアメリカなど、様々な国々で食されております。そしてその歴史は超絶古く、古代ローマ時代には盛んに養殖もおこなわれていたようです。日本でも縄文時代の貝塚などから、カキを食していた痕跡が見つかっているんですね。
ただ、ですね。
カキそのものの誕生の歴史から言えば、古代ローマなんて、序の口で、カキからしてみれば、
「え?古代ローマっすか?その時期には世界進出終わって、超繫栄してますけどw」
という感じで、その誕生は人類はおろか、私たち人間が属する哺乳類すら影も形もない遥か太古の大昔、ペルム紀と呼ばれる時代にまで遡るんですね。カキという生き物を年齢で表せば、ざっと2億9500万年歳といった感じ。最初の恐竜が生まれた三畳紀には、もう世界を視野に入れた種の進出を開始していたようなんです。
恐るべしでしょ。
ちなみに人間という生き物の年齢はざっと約200万年歳。
・・・
超おそるべしでしょ。
これだけルーツが古いと、世界各国至る所の人々が舌鼓を打っているってのも至極納得ですよね。
夏に旬を迎える珍しい岩ガキ
そんなカキの歴史にはただただ驚愕なんですが、その仲間である岩ガキは私たちがよく冬に食べるカキ(マガキ)とは反対に夏に旬を迎えるカキでその旬は6月から8月初め頃にかけてなんです。
主に日本海海域で多く漁獲されていて、冬のカキよりも幅広なのが特徴、そして冬のカキよりも大きなものが流通することが多いですね。
大きいものであれば、貝殻の長さが20cmに迫るものもあるほど。
そしてその食べ方も、その大ぶりの殻と身の見栄えの良さを生かした酢ガキなどの生食、焼きガキといった食べ方が岩ガキの食べ方の主流。料理屋さんなどでも、大きな岩ガキが半分殻付きで出てきたときにはそのデカさにびっくりすることもありますもんね。
岩ガキの超贅沢な食べ方 岩ガキの牡蠣飯
通常のカキであれば、むき身になった状態のものであれば、10粒ほど入って約400円ほど、殻付きの状態でも1つ150円ほど、セールなどで販売されておれば、運が良ければ100円以下で購入できることもありますよね。ただ、岩ガキはこのような低価格で販売されることはほぼなく、1つ300円から500円、大振りのものであれば、1000円近くにもなるほど。
通常のカキと比較すればけっこう高額感がありますよね。なので、殻つきのまま販売されることが多く、マガキのようにむき身になって出回ることは現在のところほとんどありません。
ただ、そんな岩ガキの流通形態を逆手に取った、背徳な食べ方もあるんです。
それが、岩ガキを使った牡蠣飯。
先ほど申し上げた通り、岩ガキはむき身になって販売されることがなく、1つ安くても300円はするカキ。言い換えれば1粒300円。そんな岩ガキのむき身をふんだんに使用して、牡蠣飯にしてしまうという食べ方。
丼茶碗で食べるとして、牡蠣飯一杯に5個ほど使用するとしても、岩ガキだけで一人前約1500円。
一緒に入れるショウガや三つ葉、ニンジンなどの野菜類、そして調味料、お米代を加味すると、2000円は下らないでしょうか。
しかしながら、同じ贅沢をするのであれば、味付けに使う醤油もどうせなら、牡蠣醤油を使いたいところ。
いかがでしょう。
なかなか・・・いや、結構な背徳感かつ贅沢感のある牡蠣飯といえるのではないでしょうか。
そして、見栄えにもこだわるのであれば、炊きあがった牡蠣飯から岩ガキのむき身をご飯の上に乗せて、三つ葉を散らせば見た目にも嬉しい岩ガキの贅沢牡蠣飯の出来上がり。
夏にちょっとした贅沢がしたい!ということであれば、おススメのお料理でございます。
牡蠣飯自体はレシピなども豊富なので、困らないにしろ、ネックはカキを殻から外す料理行程。
カキを殻から外すのはちょっとしたコツと、専用器具が必要。加えて、牡蠣の貝殻はゴツゴツしていて、とがった個所も多く、手を切ってしまうリスクもあります。私も幼少期のころ、海水浴に行き、牡蠣の貝殻を誤って踏んでしまい、足の裏を盛大に切ってしまったことがあります。
なので、そういったリスクを避けるためにも岩ガキをむき身にするのはプロであるお魚屋さんでやってもらうのがいいかなと思います。
魚屋さんには
「え・・・殻外して捨てちゃっていいんすか?(;´・ω・)」
ってな感じでちょっといぶかしがられるかもしれませんがw
最後に
いかがだったでしょう。今回は、夏に旬を迎える岩ガキのその販売形態を逆手に取った超贅沢料理などに触れてみました。味自体は通常のカキとさほど大差はないものの、岩ガキ特有の販売形態と、大振りの身の見栄えを活かすのであれば、なかなかの背徳感を味わえること請け合いです。
ではでは、今回はこのあたりで。今回の記事があなたの楽しい食生活のさらなる向上のお役に立てれば幸いです。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。