こんにちは。えたばりゅです。
今回は大根の場所(部位)によって最適な料理などをご紹介したいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、大根料理の味がグググッと深まること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
大根料理の味がさらに深まる!実は料理別に最適な大根の部位があった!
大根の歴史はかなり古く、遥か紀元前の古代エジプトにはすでに食されていたことが分かっているんですね。ただ、その出目はいまだはっきりしておらず、大根の起源はどの国なのか、すなわち大根の故郷はまだ謎に包まれており、その知名度とは逆にミステリアスな一面もある野菜なんです。
そんな大根、日本には弥生時代に国外から伝わったとされていて、伝来当初からしばらくは、大きな根ということで、「おほね(おおね)」と呼ばれていたことが分かっております。
大根に含まれる優れた薬効効果
大根はその90%以上が水分ながらも、優れた栄養はもとより、薬効効果がある成分が豊富に含まれていて、特に大根の醍醐味の一つともいえる大根おろしは、大根おろしを食べていれば医者いらずなんてことも言われたりするほどなんです。
そのおろし汁を煎じて飲めば、二日酔いや咳・たん、胃や腸の働きなどの改善に効果が期待できるほか、大根汁でうがいをすればのどの痛みを改善させる効果があるとされているんです。
また、外用薬としてもかなり秀逸で、その汁を湿布として患部に貼れば、打撲などからくる腫れを引かせる効果があるとされているんです。
また、大根に含まれる酵素には魚や肉の焦げ付き部分に含まれる発がん性物質を抑制する働きがあると考えられており、焼き魚のお供には結構無二の相棒的に添えられておりますが、それはこの効能を期待してのものがあったんですね。
また、大根といえば、根っこの部分が主力的に販売されておりますが、葉の部分は根以上に栄養が豊富で、位置づけも根の部分は淡色野菜に分類されますが、葉の部分は緑黄色野菜として分類されており、すずしろとして春の七草に数えられるほど。なので、葉付き大根などがあれば、そちらの方を購入することをおススメいたします。
大根の部位それぞれに最適な料理
このように薬効効果が優れている大根ですが、かなり大きな野菜で一本丸々購入すると、なかなか消費に困ることがありますよね。故に切り売りされている大根を購入することも多いかと思いますが、実は大根の部位にはそれぞれに見合った、と申しますか、その部位に向く料理があったりするんです。
というのも、ご存じの通り大根は大きく、そして長いのでその部位によって味が微妙に違ったりするんですね。
頭、葉の部分の付け根辺りが一番甘く、先端(根の先)のほうに行くにしたがって辛味成分が増す傾向があるので、
- 食べやすい頭の部分:サラダや刺身、大根おろしなどの生食
- 形の整った真ん中部分:おでんやふろふき大根などの煮込み料理
- ガツンと刺激の強い先端部分:もみじおろしなどの薬味として活躍
ってな感じにその時のお料理によって使い分けると、大根の深みをさらに引き出すことが可能d・・・
・・・
え?なんでしょうか?
刺身ってのは魚や肉のことかって?
いや、大根のお刺身でございます。これがね。美味しんですよ。いやマジで。
特に甘みが増す冬の大根、それも大ぶりの鮮度の良いものが手に入ったときに是非お試しいただきたいんですが、大根の外皮を皮むきなどで削いだ後、かなり薄めに輪切りスライスして、そのまま生で食べるんです。
タレはダシ醤油やポン酢などでもオッケーですが、個人的におススメは辛子酢味噌。
一口食べれば、フグのてっさのごとく、ガバッと箸で根こそぎ取りたくなること請け合いですので、良ければお試しをば。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、大根の部位別に向く、相性のいい料理法をご紹介してみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活、並びに健康向上のお役に立てれば幸いです。
ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。