こんにちは。えたばりゅです。
今回は、山菜と野菜の違いについてわかりやすく解説しつつ、山菜とはどんな品目がそう呼ばれているのかご紹介していきたいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって山菜というものがどういうカテゴリに分類されているものなのか、バッチリわかるようになりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
山菜とはどういったものなのか?野菜との違いは?をバッチリわかりやすく解説
春も本番を迎え、桜が葉桜へと移りだすころ、野菜売り場に春を演出する名優、山菜。・・・美味しいですよね。山菜ごはんに天ぷら、お吸い物などなど様々な山菜料理が私たちを楽しませてくれます。
ただ、通常の野菜売り場でももちろん販売されているのですが、なんか普通の野菜と比べると、自分自身で購入して料理するってのはちょっと二の足を踏むというか、山菜たちはちょっと敷居が高いイメージがあったりするのではないでしょうか。それもそのはずで山菜は野菜とはちょっと違った存在なんですね。
山菜と野菜の違いとは
山菜は先ほどチラッと触れた通り、なんか敷居が高く通常の野菜のように手軽に調理できないというか、なんか構えてしまうフシがあったりします。その感覚は気のせいではなくて、山菜たちは実は野菜よりもとんがったヤツらで野菜とは草本植物、要するに樹木ではないもののうち、食用になる植物の総称なのですが、この中でも品種改良が進み、人にとって食べやすく品種改良されていったものが野菜、そして様々な経路から栽培事業には至らず、自然に自生している食用になる植物が山菜とされているんです。
言い換えれば山菜たちは人の手で飼いならせなかった一筋ならではいかないヤツらということなんです。
ちょっと本質は違いますが、例えるならば人間と相棒になることを選択してくれたワンさんやニャンコ大先生はじめとする伴侶動物たちが野菜。対して自然こそ我が住まいという野生動物たちが山菜という感じですかね。
山菜の特性
このように山菜はちょっと野菜とは一線を画す存在でもあるんですが、その分栄養価も通常の野菜よりも高いことが多く、食物繊維やビタミン、ポリフェノールなどがかなり豊富に含まれているんですね。ただ、摂りすぎるとその栄養素が逆に体を害するリスクもあり、また野菜よりもえぐみや苦みが強い一面もあるんです。このえぐみなどを取り除くには、下茹でなど少し手間のかかる調理行程が必要なことが多く、鮮度が命の野菜の中でもとりわけ期間が経つと味が落ちてしまうこともあるんですね。このことが山菜が野菜よりも少し敬遠されがちな理由でもあるんですね。
山菜に分類されている植物
山菜というと、代表的なところで言えばタラの芽やフキノトウなどが有名どころですが、広いところではキノコやタケノコ、自然薯なども含んでいそうですが、山菜に分類されている植物っていうのは現在のところ10品目で、政府統計である特用林産物生産統計調査では山菜は
- わらび
- 乾ぜんまい
- たらの芽
- ふき
- ふきのとう
- つわぶき
- うわばみそう(みず)
- くさそてつ(こごみ)
- こしあぶら
- もみじがさ(しどけ)
とされております。もっといろいろありそうな感じですが、10品目に限定されているのは意外ですよね。ただ、やはり一般的なイメージとしては山ウドやタケノコ、つくしなどなど様々な植物が山菜として認知されているようですね。
美味しい山菜料理とお手軽に山菜料理と楽しむ方法
とんがった分、野菜とは違う風味を楽しめるのも山菜の大きな魅力の一つ。そんな山菜をガッチリ楽しめる料理といえば
- 山菜ごはん
- 天ぷら
- 山菜そば
- 和え物
- 煮物
などなど様々な料理がありますが、やっぱりご家庭でイチから山菜を料理するのはちょっと構えてしまうのも事実。お料理屋さんで食べるのもちょっと財布との相談が・・・ということであれば、市販の山菜便利料理シリーズを利用するのも一つ。例えば
- 山菜の缶詰
- 山菜の水煮
- 山菜の炊き込みご飯の素
などが一例、これらのように最近は下処理をした山菜が販売されていて私たちと山菜との間を取り持つ架け橋として活躍してくれておりますので、こういった存在に頼ってみるのも良い選択肢の一つかもしれませんね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は山菜と野菜の違いに触れつつ、山菜とはどういった品目を指すのかバッチリわかりやすく解説してみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活の向上のお役に立てれば幸いです。ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。