こんにちは。えたばりゅです。
今回は、煮るとトロトロになり美味しい蕪(かぶ)について、その含まれる栄養素などにフォーカスしてご紹介したいと思います。こちらの記事をご覧いただくことによって、カブの真の実力に衝撃を受けること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
実(根)よりもむしろ葉!蕪に含まれる超有能な栄養素たち
カブ、カブラなどとも呼ばれるほか、カブラナ、スズナなど結構別名が多い野菜としても知られておりますが、その歴史は古く世界的には紀元前からもうすでにその栽培が始まっていたと考えられております。日本に伝わってきたのもかなり古い部類に入る野菜で、日本書紀にも当時の天皇様が栽培を推奨したという記載があったりするんです。現在では大根に一歩譲っている感はあるものの、この頃からすでに重要な野菜という認識が強かったようですね。
カブの旬は年二回
カブは大根やほかの野菜と同じく通年で回っているので、旬がちょっとわかりづらい野菜でもありますが、その旬は産地や品種によって若干の差異はあるものの、年に2回ほど訪れ、主な旬は春と秋から初冬にかけて。特にカブは涼しい場所を好むその特性もあり、寒い時期に収穫されたカブはその実・・・いや、正しくは根ですね。も甘くなり、葉の部分も柔らかくなって食べやすくなるんです。
葉っぱを捨ててはもったいない!カブの葉に含まれる超優秀な栄養素
カブは大根と同じくその根がかなり存在感ありありで、目も行きがちなんですが、実はその根よりも、むしろ束ねて掴まれて、運ばれる持ち手にされたのち、ポイっと捨てられがちな葉の部分のほうが栄養素が高く、系統的にも根の部分は淡色野菜、葉っぱの部分は緑黄色野菜とその分類が分けられているほど。
根の部分に含まれる栄養素は、「根」というその役割もあり、水分含有量は90%以上で、その大部分は水分という感じなんです。栄養素の面では食物繊維、カロテン、ビタミンCなど。その中でも、炭水化物が比較的豊富に含まれており、含まれる栄養素では、炭水化物が一番多く含まれているんですね。
また、肝臓の解毒作用を活性化させてくれる成分、グルコシノレートなども含まれており、またデンプンの分解を促進してくれる消化酵素も豊富に含まれているので、居酒屋→ラーメン締めコースの非常に優秀な助っ人ということにもなります。・・・とはいえ、やはり飲みすぎ食べすぎはよくないですが。
こうしてみると、根のほうもその含まれる栄養素は結構いい感じなんですが、葉っぱの部分には根と全く含まれる栄養素が違っていて、その含有栄養素はビタミン系は非常に多く、中でもベータカロチンは非常に多く含まれております。またその他の、B系、Cも比較的多く含まれており、カルシウムや食物繊維も豊富なんですね。こんな感じで、根は多くが水分ですが、葉の部分はその栄養がガッチリ豊富。このあたりは、さすが春の七草の一員で緑黄色野菜に分類されるだけありますね。
カブの葉を使ったお手軽メニュー
とはいえ、今まで捨てる候補にバッチリ入っていた部分なので、使いどころにはちょっと困ってしまいますよね。葉の部分は根の部分と一緒にみそ汁や中華スープといった汁物系にすると、美味しく召し上がれるほか、鶏肉や豚肉と一緒に炒めても、美味しく召し上がることができます。
あとはちょっとひと手間はかかりますが、ふりかけにしてしまうのも、いい料理法かなと思います。
カブの葉のふりかけレシピ
用意するものは、カブの葉と上乾ちりめん、ゴマ、かつお節、ダシ醤油
- まずはカブの葉を塩ゆでにしたのち、みじん切りにする
- みじん切りにしたカブの葉をフライパンなどで乾煎りし、水分を十分に飛ばす
- 水分が飛んできたら、ゴマ、かつお節を加えて、さらに炒る
- 仕上げにダシ醬油を少し垂らして、焦げないよう混ぜながら全体にダシ醤油を行きわたらせ、水分が飛んできたら火を止めて出来上がり。
いい感じのご飯のお供になるので、良ければお試しください。
カブの葉の保存方法
このようにカブの葉は意外と料理のバリエーションも多く、栄養もバツグンですが、劣化しやすいのが弱点なので、購入したら、葉の部分はすぐに茹でて、水分を絞ったのち、使う予定がしばらくない量は冷凍保存しておくとまたあとから解凍して、色んな料理に使うことができます。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、カブの栄養素のフォーカスしながらその含まれる栄養素やカブの葉の真の実力をご紹介してみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活の向上、並びに健康ライフのお役に立てれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。