夏が旬の食材

【食べごろは変色!】ピーマンを劇的に美味しくする完熟サインと相性抜群の調味料とは

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、栄養満点野菜の代表格、ピーマンについて、その味の癖が減り、美味しさが増し、尚且つ栄養価も増す食べごろの時期とピーマン嫌いを克服できる可能性がある超美味しいピーマン料理をご紹介しようと思います。こちらの記事をご覧いただくことによって、ピーマンが不味いというお子様のピーマン嫌いに一筋の光明が差すこと請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

食べごろ目安は黄色から赤への変色!美味しさ格段アップでピーマン嫌いにも超有効

ピーマンは元々中央アメリカなどの熱帯アメリカ原産で、食の欧米化とともに明治時代に日本でも流通し始めました。トマトやジャガイモと同じく、ナス科に属する野菜で、分類としてはトウガラシに分類される野菜なんですね。ただ、ハバネロや鷹の爪、ジョロキアなどの辛い唐辛子とは違い、辛くない唐辛子のほうに分類されます。

ピーマンの主な産地

ピーマンの主な産地は、2022年の時点では、茨城県、宮崎県、鹿児島県、高知県、岩手県、大分県、北海道などで、主要産地だけで日本全国の収穫量の大部分を占めております。具体的な数値としては、

茨城県:約33,400t

宮崎県:約26,800t

鹿児島県:約13,300t

高知県:約13,000t

岩手県:約8,820t

大分県:約7,610t

北海道:約5,810t

という感じですね。

参考・出典:e-stat 統計でみる日本 作物統計調査

ピーマンのピーマンが劇的に美味しくなり、栄養価も格段に向上する食べごろサイン

ピーマンはビタミンE、Cなどのビタミン類はじめ、脳梗塞や心筋梗塞など、恐ろしい病気の予防効果が期待できる血液サラサラ化成分が含まれていたり、その栄養素はかなり健康面でも期待できるものが多いのですが、あの独特の苦い味と青臭さで、ピーマンが苦手な方も多く、お子様には嫌われ野菜の代表的存在にもなってしまっております。

ただ、このピーマンとある時期に食べると、劇的に苦味と青臭さが減り、尚且つ甘みが増すので、ピーマンが嫌いな方に一筋の光が差し込んでしまうんです。

ピーマンは熟すと、赤、黄色、橙色に変色

ピーマンといえば、やはり緑色というのが私たちの認識ですが、実は大型品種のパプリカと同じく、結構カラーバリエーションに富んでいて、緑はもちろん、赤や橙色、黄色、紫色のものまであるんですね。

そして、このバリエーションに富んだ色は食べごろを示す合図でもあるんです。

ピーマンは販売されているときは、緑色をしておりますが、時間が経ち、その実が熟してくると、赤や橙色、そして黄色に変色するんですね。こういった色になってくるとピーマンが食べごろを迎えた合図。こういった色に変わると、緑色の時にあった青臭さや苦みも減り、その代わりに甘みが増すので、ピーマンが劇的に食べやすくなるんです。

また緑のころに比べ、その栄養素もビタミンCは約2倍、カロテンは約3倍にもなるため、こういったことを考慮すると、やはりピーマンは変色後に食べる方が、味・栄養、両方の側面からみても有効と言えそうです。

稀に、ピーマンを購入すると、緑色のものに交じって、ちょっと黄緑色に変色しかかっているものがあったりしますよね。あれが色の移行に入っている途中段階であるんです。なので、捨てたりせず食べることをおススメします。

また、緑色ほど大々的に販売されているわけではありませんが、最近では赤ピーマンも販売されており、あれはピーマンが完熟を迎えたものですので、もし販売されているのに出会ったならば、赤ピーマンを購入するのもおススメですね。

相性ピカ一!ピーマンを超絶美味しくする調味料

これでも、まだちょっと・・・ということであれば、様々な調味料を加えて油で炒めると、さらにその青臭さと苦みを抑えることができます。

おススメの調味料は粒状のかつおだし、そして丸鶏ガラスープなどの中華だし、あとは少しみりんで伸ばした味噌などもおススメ。これを細切りにしたピーマンに味付けして、油で炒めると、あの苦手でその緑がかった顔を見るのも嫌だったピーマンのお顔が超神々しくなること請け合いでございます。

それでも、ダメであれば、ピーマンをパプリカにするのも一つの対策。パプリカはピーマンよりも大きく、なんかピーマンの親玉的感じで、苦みも強そうですが、実は苦みや青臭さはピーマンよりも格段に低く、サラダやマリネなどの生でも食せるほど。もちろん、うえでご紹介した油料理との相性もバツグンでございます。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、嫌われ野菜の代表格、ピーマンが飛躍的に美味しくなるピーマンの食べごろと、その嫌われ要素を劇的に抑える美味しいピーマンを使った料理をご紹介してみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活、並びに健康工場のお役に立てれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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