夏が旬の食材

夏ピッタリなキュウリの美味しい食べ方とちょっと面白くて耳寄りな雑学

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、夏野菜にして生で食べるイメージトップクラスのキュウリにスポットを当てて、含まれる栄養素や美味しい食べ方、ちょっと面白いお役立ち雑学などをご紹介したいと思います。

こちらの記事をご覧いただくことにより、キュウリの素晴らしい魅力を再確認できること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

夏に嬉しなキュウリの栄養と美味しい食べ方とちょっと意外な面白役立ち雑学

キュウリのルーツはインドのヒマラヤ山脈近郊にあると考えられていて、その歴もかなり古く、紀元前4000年にはすでに原産地域近郊で盛んに栽培がされており、日本にも古墳時代には入ってきていたと考えられております。

ただ、後述しますが、日本では当初あまり好まれず、キュウリが盛んに栽培され始めたのは、大正から昭和にかけてと、歴史が古い割には需要が高まったのは意外と新しい部分があるんですね。

キュウリの主な産地と日本独自のきゅうり

キュウリは育てやすい特性と、その需要の高さから各地で栽培されておりますが、全国規模では全国で55万トン以上もの収穫量を誇っており、その主な産地は、2021年の年間収穫量で、宮崎県、群馬県、埼玉県、福島県、千葉県と、その半分近くが上位の5県で占められているんですね。

参考出典:e-stat 政府統計の総合窓口

そしてキュウリはその品種が多いことでも有名で、世界的には約500種を超える品種が存在しているとされており、日本でもその地方独自ブランド品種のキュウリが育てられており、その歴史の古さから、石川県の加賀太きゅうりや大阪府の毛馬きゅうり、奈良県の大和三尺きゅうり、山形県の勘次郎きゅうりなど多くの伝統野菜として認識されているきゅうりが存在します。

キュウリが近代まで人気が出なかった理由

それにしても、古墳時代には日本に伝来した割には、広がったのが大正時代と、その普及にはかなり時間がかかってしまった感が否めないきゅうりなんですが、これは、キュウリの食べ方にその理由がるといえるんです。

今でこそ、未成熟の濃い緑色の時に生で食べるのが主流となっておりますが、伝来当初も、生で食べる習慣はあったものの、黄色く完熟させてから食べていたんです。キュウリは熟せば熟すほど、苦みが出てくるのが特徴で、完熟するほど味が増すといった、ほかの野菜や果物とは少し違った特性を持っているんですね。

なので、ほかの野菜や果物類のように熟させてから、食べていた当初はキュウリは不味いものというレッテルを張られてしまって、なかなか普及しなかったと考えられております。

また、キュウリは他のウリ科の植物と同じく、茎や葉に中毒症状を起こす毒素を含んでいることが分かっており、品種改良がなされていなかった昔には、実の部分にも実によってはその成分が多く含まれているものがあったんです。なので、そんなキュウリを食べて中毒症状が出る人もあり、安土・桃山時代の医学書にはキュウリには毒があるという記述がされていたこともその原因の一つと考えられております。

なお、ごく稀ではありますが、現代においても毒素を含んだキュウリが出回ってしまうことがあるので、食べていつもと違う強い苦みを感じたのであれば、それは食べない方がいいですね。

キュウリのおいしい食べ方

キュウリは主に生で食べるのが主流で、サラダの具材として用いられたり、酢の物として和えて食べたりするのが主流でキュウリのイメージとしても生で食べるっていうのがやっぱり高いですよね。

またお漬物の材料としてもその実力は高く、浅漬けやぬか漬け、奈良漬けといった和風の漬物はもちろん、キムチなどの中華漬物、ピクルスなどの洋風漬物と、様々な漬物にキュウリが使われております。

キューちゃんとかも、めっちゃ有名ですもんね。

キュウリは生で食べるのが主流ですが、加熱料理にも使われていて、お吸い物の具として入れたり、炒め物に使われたりと、結構その使用用途は幅広いんです。

キュウリを食べることでビタミンCが壊れるというのは間違い

最近までは、キュウリにはビタミンCが含まれているけど、その成分を壊す酵素も同時に含まれているので、キュウリを食べると含まれているビタミンCを摂取できないというように言われており、その酵素に、ビタミンCの性質を還元型から参加型に変化させる働きがあることが由来としてあって、酸化型に変化することにより、体に作用しない成分に代わってしまうと考えられていたんです。ただ、酸化型に変化しても、その作用に変わりはないことが分かっており、最新の研究ではそれは間違いであることが分かっているんです。

夏においしいきゅうりの冷や汁

キュウリは利尿作用から体を冷やす働きがある、カリウムが比較的豊富に含まれていて、旬を迎える夏にもピッタリな野菜と言えるんです。

そんな夏においしいきゅうりの食べ方がきゅうりの冷や汁。

作り方は超簡単。具なしの味噌汁を作って、粗熱を取ったのち、冷蔵庫で一晩ほど寝かします。冷たく冷えたみそ汁に薄くスライスしたきゅうりを食べる一時間くらい前に入れ、なじませればオッケー。

食べるときに、すりごまかいりごまを入れると、香ばしい香りも相まって、さらに食が進むこと間違いなしです。

サラダに使ってキュウリが余ってしまったり、ちょっと変わったきゅうりを使った料理を食べたい際にはぜひお試しを。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、トマトと並んで、生で食べるイメージに夏野菜代表格のキュウリにスポットを当てて、その魅力やちょっと面白いお役立ち雑学などをお伝えしてみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活、並びに更なる健康工場のお役に立てれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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