こんにちは。えたばりゅです。
今回は、高級果物の代名詞、メロンに関するちょっと面白い雑学などをご紹介したいと思います。中にはちょっと意外でちょっとしたお話のネタにもお勧めできるので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
思わず伝えたくなる！高級果物メロンに関するちょっと面白い雑学
メロンといえば、やはり様々な果物ありきな中でも、高級果物の古参としてそのイメージが定着しており、国産マンゴー、太陽のタマゴなどの台頭もある中、贈答品としてもいまだ根強い人気を誇っております。
そんなメロンなのですが、分類としては、ウリ目ウリ科キュウリ属に属していて、同じウリ科に属しているものの実はスイカよりもキュウリと近縁なんです。ちなみにスイカはウリ目ウリ科スイカ属に属しております。
このあたりもちょっと意外だったのではないでしょうか。メロンといえば、キュウリっていうよりもどちらかというとスイカの仲間かなっていうようなイメージがありますもんね。スイカの英名も「water melon」ですし。
ちなみにウリとメロンの区分けですが、熟しても甘みの少ないものをウリ。熟すと果肉が甘くなるものをメロンと区分けされているのが一般的です。西洋系をメロン、東洋系をウリというように区分けすることもありますね。ウリは漬物などに加工されて食べられることが多いですが、メロンに関しても若く未成熟なものを早期に収穫し、メロンの漬物として加工され流通しているメロンもあります。
このように分類系統においても、その面白さがあるメロンですが、実はその名前においてもちょっと面白い雑学要素を含んでいたりするんです。
メロンのちょっと面白い雑学
メロンといえば、アールスメロン（マスクメロン）や夕張メロンに代表される通り、その上品な甘さと美味しさから高級品としてのイメージが高いですが、最近は様々な品種が生まれ、安価で食べれて尚且つ甘くておいしいメロンも次々に出てきておりまして、様々な名前のメロンがお店に並んでおりますが、その中にはちょっとツッコミを入れたくなるような面白い名前の由来を持つメロンもあるんです。
面白いメロンの名前由来
安価で美味しいメロンといえば、青肉系ではアンデスメロンやタカミメロン、赤肉系ではクインシー、海外産系ではハネデュなどが有名どころといったところでしょうか。
ハネデュは、ハネジュー、ハネデューという名前なんかでも販売されていますが、なんでこんな名前になったのか、ちょっと気になったりしますよね。
ハネデュメロンの名前の由来は「honey」と「dew」から由来していてハチミツ（honey）のような甘い果汁が露（dew）のようにしたたる果肉を持つメロンということで命名されました。ハネデュはメキシコ産のものが主流に出回っておりますが、国外産ということもあり、安価メロンの中でも特にお値段的にも優しいイメージがあります。
なので、あまり美味しくないっていう感じもしてしまいますが、そんなことは全然なくて、その名前にも決して名前負けしていなくて、かなりコスパにも優れた逸品と言えます。また、完熟具合も分かりやすく、ハネデュはその実が熟すとバナナなどと同じく、シュガースポットが現れるのが特徴。なので、ほかのメロンよりもその食べごろも分かりやすいというわけなんです。
また、肉質も青肉、白肉、赤肉とあり、その味はもとよりバリエーションにも優れたメロンと言えます。
そして、思わずツッコミを入れたくなるのが、青肉系感化メロンの代表的一角でもあるアンデスメロン。アンデスメロンもそのネーミングが原産が南米のアンデス山脈辺りがそのルーツなのかなと思ってしまいますが、実はアンデスメロンのアンデスは南米アンデス山脈はもちろん、アンデス地方とは全く関係がないんです。
まぁ、親元の片側がハネデュなので、強いて言えば南米地方とは関係がなくもないですのですが、その生まれも実は生粋の日本で、名前の由来は味の面でも価格の面でも「安心できるメロン」ということで、「安心メロン」がもととなっているんです。
そして、高級メロンとして名高いマスクメロンにも面白い命名要素があって、マスクメロンのマスクは「mask（仮面）」ではなく「musk（麝香）」の方なんです。やっぱり仮面っていうのもどうもしっくりこないですしね。
そして、マスクメロンというと高級メロンというイメージですが、マスクメロンは麝香のごとく香りの強いメロンということで、そういった品種のメロンの総称なんですね。夕張メロンやアールスメロンがマスクメロンに含まれるので、高級メロンとしてのイメージが定着していますが、実は先ほどご紹介したアンデスメロンやタカミメロンなどの安価メロンもマスクメロンに含まれるんです。
高級果物としての貫禄！メロンのとんでもないご祝儀相場
とはいえ、やはりアールスメロンや夕張メロンなどメロンに代表される通り、その高級品としての貫禄はすごくてですね。マグロや鯛、マツタケなど、高級品としてやお祝い事としてそのイメージがある食材には初セリ時にはとんでもない価格がでることもあり、そんな値段が飛び出した際にはご祝儀相場なんていう呼ばれたかもしているんですが、メロンもさすがその一角。
ときには数百万円のとんでもないご祝儀相場が飛び出すこともあるんです。
中でも、２０１９年の夕張メロンの初セリ時で飛び出したご祝儀相場は群を抜いてすさまじくなんと一箱５００万円（一玉当たり２５０万円）というとんでもないご祝儀相場が飛び出しました。
このあたりはさすがというほかないですよね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、ちょっと誰かに話したくなるような高級果物メロンに関する面白い雑学を取り揃えてみました。ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。