こんにちは。えたばりゅです。今回は冬の味覚にして、天ぷら、唐揚げ最高のワカサギについてちょっと面白い雑学や美味しい食べ方などをご紹介したいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、ワカサギが食べたくなってしまうこと請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
天ぷら最高 冬の味覚ワカサギの美味しい食べ方とちょっと面白い雑学

ワカサギ。美味しいですよね。冬には各地の湖などで、ワカサギ釣りをされる方も多いので、言わずもがななんですが、日本にも広く生息していて、そのイメージ通り、寒冷水域を好んで生活の場としております。代表的な場所では北海道や琵琶湖、宍道湖などが有名でしょうか。日本以外ではロシア領での生息も確認されております。体長は約10cm~15cmと、これまたそのイメージ通り、あまり大きくなる種類ではないですね。
ワカサギの美味しい食べ方

ワカサギの美味しい食べ方といえば、やはり天ぷらが思い浮かびますよね。むしろワカサギといえば、天ぷら一択でしょ。っていう感じもしてしまいます。ワカサギは白身で脂肪分が少なく、淡白で上品な味わいで、ワカサギ料理のイメージが強い天ぷら以外にも、結構料理の相性が良く、同じ揚げ物料理のから揚げの他、
- 煮つけ
- 甘露煮
- 酒蒸し
- 蒸し物
- お吸い物
- 南蛮漬け
- マリネ
などなど、多彩な料理でワカサギを楽しむことができます。魚体が基本小さく骨も柔らかいですので、骨ごと一匹丸々食べれるのもワカサギの魅力の一つですよね。小さいですが焼き物、特に塩焼きにしても、ワカサギの味がダイレクトに楽しむことができたりしますね。
ワカサギのちょっと面白いトリビア1.江戸時代には年貢として納められていた

では、ワカサギに付随するちょっと面白いトリビアなどをご紹介していきましょう。ワカサギは江戸の時代、常陸国麻生藩、現在の茨城県で、幕府に収める年貢として使用されていたんですね。ワカサギは漢字で表記すると、若鷺、鰙、の他、公魚とも表記されるのですが、この「公魚」だけちょっと魚の魚種としては、なんか特殊な感じもしますよね。公魚の文字が当てられるようになった由来は諸説ありますが、幕府すなわち公儀御用達の魚ということで、ワカサギの表記にこの公魚が使用されるようになったという説があります。
ワカサギの上品で淡白な味わいからすると、なんか至極納得という感じもしてしまいますよね。
ワカサギのちょっと面白いトリビア2.意外と逞しい習性

ワカサギというと、その小さい魚体と上品な味わいから、きれいな水でしか生息できなく、寒冷な透明度の高い水域でひっそりと暮らしているっていうイメージがしてしまいますが、意外と順応性が高く、比較的汚れた水域でも、生息が可能で、また湖での穴釣りでのイメージもあり、淡水魚という認識が強いですが、汽水域や沿岸海域でも生息が可能なんです。
また、水温の許容範囲も広いこと、このようなワカサギの習性、水質の順応性、漁業としての需要の高さなどもあって、本来生息地ではないエリアにも人為的に放流がされ、現在では鹿児島県などでも生息域が広がっておりましてですね。国外ではアメリカや中国でも生息域が広がってきており、このあたりについては在来魚との競合も少し懸念されてきております。
・・・けっこう、意外でしょ。
ワカサギのちょっと面白いトリビア3.シシャモやアユとは親戚関係

ワカサギは分類でいえば、キュウリウオ目キュウリウオ科という分類がなされており、ここまではシシャモやアユと同系統でもありましてですね。非常に近い関係とまではないものの、割と近縁な関係でもあり、シシャモとアユとは遠い親戚関係のようなものになるんです。
この面子はけっこう、淡白で上品な味わいで比較的高級魚として扱われることが多く、この関係性もなんか納得してしまいますよね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、ワカサギの美味しい食べ方とワカサギに付随するちょっとした面白トリビアなどをご紹介させていただきました。個人的な意見で甚だ恐縮ではございますが、ワカサギの天ぷらには、天つゆももちろん美味しいのですが、塩や粒状のかつおだしをつけていただいても最高、ポン酢や酢醤油もこれまた最高ですので、良ければお試しをば。
ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。