こんにちは。えたばりゅです。
今回は魚の血合いという肉質にスポットを当てて、その超絶優れた、現代を生きる私たちにとってうれしすぎる効果などをご紹介したいと思います。こちらの記事をご覧いただくことによって、血合い肉を求めてお魚屋さんにGOしてしまうこと請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
捨てるのはマジもったいないお化け出現案件!魚の血合いの優秀すぎる健康効果とは
魚の血合いの部分。
手前話でまことに恐縮ながら、私は魚は大好きで特に血合い肉のところは幼少の頃より好んで食べてきて今でも血合い肉のところは結構楽しみに食べている部位なんですね。ただ、その反面、
魚の身は食べるけど、血合い肉はちょっと生臭いんで避けて食べる。
っていう感じで、血合い肉を敬遠されている方も多いんです。
むしろこういった方のほうが多く、私のような者のほうが少数派、ちょっと変わってる。ってなように言われてしまう案件な気もしてしまう今日この頃。
そもそも血合い肉とは
ではその血合い肉とは魚肉のどの部分なのか。を簡単にご説明させていただくと、魚の胴体から尾の付け根あたりにかけての真ん中あたりに位置している肉質のことで、他の筋肉より血管が多く集中していることから、赤黒っぽく見えるところです。
焼き魚などにすると、身の色が黒っぽくなるところがあるじゃないですか。
あの部分が血合いと呼ばれる肉なんですね。食べると生臭く感じてしまうのは、この血管を多く含む肉質という特徴に由来があるんです。
血合い肉を多く含む魚
血合いというのは、魚類特有の肉で、魚の運動機能を助ける働きがあり、鯛やフグ、カレイなどといった、いわゆる白身魚よりも、回遊することが多く、必然的に運動量が多くなる赤身や青魚に多く含まれていたりするんです。具体例を例に挙げると
- マグロ
- カツオ
- ブリ
- サバ
- イワシ
- アジ
- サンマ
- ニシン
などなど。あとは個人的な印象ですが、サケ、特にベニザケにも血合い肉が多い印象があります。
~サケは赤身魚じゃないの?って思われたなら是非ぜひこちらの記事も~
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血合いに含まれる超絶嬉しい健康効果要素
このように肉質から持つ特徴から、ちょっと敬遠されがちな部位で捨てられてしまうことも多い血合い肉なんですが、現代を生きる私たちにとってはかなり嬉しい栄養素を含んでいて、特に血合い肉に含まれている「セレノイン」という成分には
- 生活習慣病(成人病)の予防
- 疲労回復
- ストレス負荷の軽減
そして、老化の抑制にも効果が期待できることが分かっているんですね。ガンや心臓病、糖尿病といった恐ろしい生活習慣病の予防だけでもうれしい期待効果なのに、ストレスを軽減してくれ、疲労回復もしてくれ、おまけに老化を阻止してくれるとは嬉しすぎる期待効果。
そんな血合い肉を食べずに捨ててしまうのは、本当にもったいなすぎるというものではないでしょうか。
血合いを食べやすくするコツと料理
とはいえ、やっぱりちょっと食べづらい。と思われるかもしれませんので、ここで血合いを美味しく食べやすくする方法をご紹介したいと思います。
まず血合いの生臭さを抑えるコツとしては、できる限り鮮度の良い魚を選んで食べるということ。鮮度落ちとともに当然肉質も劣化していくので、味はもちろんのこと、その匂いも強くなってきてしまいます。なので、血合いを食べやすくするには、できる限り鮮度の良い魚を選ぶことをお勧めいたします。
また香味野菜と呼ばれる香りの強い野菜と一緒に調理する、食べるとその生臭さも劇的に抑えることができます。例えば
- タタキやお刺身であれば、ショウガ醤油やもみじおろしとポン酢、そしてネギ、おろしにんにくと一緒に食べる。
- 煮つけであれば、ショウガを少し多めに入れて煮る
- フライ、塩焼きにしてレモンやすだち、カボスなどの柑橘系の汁を多めにかける
といった食べ方を試していただくと、血合い独特の風味や生臭さもかなり抑えることができるので、良ければお試しくださいませ。あとは、サバやイワシ、サンマなどのように血合い肉と他の部位の肉を一緒に摂取しやすい魚を選んで、味を分散させる、お鍋など切り身を一度に少量ずつ重ねて摂取できる料理で食べる
のも効果的ですね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は魚の血合いに期待できる嬉しすぎる健康効果などをご紹介してみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活、並びに健康向上のお役に立てれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。