こんにちは。えたばりゅです。
今回は、イチゴに関する面白いトリビアなどをご紹介したいと思います。中にはえ・・・マジで!?ってな感じになっていただけるようなものも飛び出すこと請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
あの姿は仮初!?イチゴの思わずうなってしまう3つの面白雑学
イチゴといえば、春の風物詩にして、好まれてる果物の筆頭、そしてスイーツの良き相棒の代表格としてその名を轟かせておりますよね。流通の最盛期ともなると、果物売り場のメインどころをガンガンほしいままにしており、その販売ビューからしても、イチゴの人気っぷりがよくわかるというもの。
また、栄養面でも非常に優れていて、ビタミンCや食物繊維、カルシウムやマグネシウム、葉酸などを豊富に含み、1日10粒のイチゴを食べると風邪知らずとも称されるほど。
そんな現代社会で人気の猛威を振るうイチゴですが、日本には江戸時代にオランダから伝来したのが最初とされており、日本全土で本腰が入ったのは戦後と、結構日本での歴史は新しい部類に入るんです。
ではでは、そんなイチゴに関する面白雑学をさっそくご紹介していきましょう。
イチゴの面白雑学1.実は野菜
こちらはメディアなどでも度々取り挙げられたりするので、もしかしららご存じかもしれませんね。冒頭で私はイチゴを好まれている果物の筆頭格と述べさせていただいた通り、私のイメージもイチゴのイメージはやはり果物。そしてどこで販売されているかといえば、もちろんもちろん果物売り場。仕入れ段階の卸売場でももちろん野菜売り場ではなく、果物売り場で販売されており、やはり世間のイメージ、そして食するイメージからしても、イチゴは果物というのが私たちの揺るがない定説。
ですが、日本では実はイチゴは野菜として分類されていて、農林水産省でもイチゴは果菜、つまり野菜の一つとして分類されているんですね。
このカテゴライズの理由としては、イチゴは草本性の植物、つまり木にならない植物であり、日本の一般的な野菜の分類定義としては、野菜とは食用の草本性の植物と位置付けられているんです。確かにイチゴは木ではなく茄子やキュウリと同じように茎から成長して、その実をつけておりますよね。
こういったことからイチゴは果物ではなく、野菜として分類されていてですね、ちなみにイチゴと同じ理由で野菜に分類されている果物としてスイカ、メロンも実は日本の分類では野菜に入るんです。
イチゴの面白雑学2.イチゴの赤い色はアントシアニン
最近では白いイチゴという変わり種品種も飛び出してきているものの、イチゴの色は赤色っていうのが一般的なイメージなのではないでしょうか。あのイチゴのトレードマークともいうべき赤色なのですが、あの色は実はアントシアニンという成分で構成されているんです。
アントシアニンといえば、紫色というイメージがあり、アントシアニンを含む食物と問われればブルーベリーやブドウ辺りがそのイメージの筆頭であり、このほかには茄子や紫イモ、紫キャベツ、といったところではないでしょうか。
後は某中井貴一さんがご出演されているあのCMでプルーンも加わっている感じもするような気がします。
このように、アントシアニンといえば主に紫色の食物というイメージがありますが、成分によってその色は変化するようで、イチゴのように酸味を含み、酸性であれば赤色になるとされているんです。ほかに赤色の食物でアントシアニンを含む食物はリンゴや赤しそ、ラズベリーなどがあります。
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なんか、本当に自然界って奥深いですよね。。。
イチゴの面白雑学3.イチゴの赤いふっくら部分は果実にあらず
では最後のトリビアに参りたいと思います。イチゴの果実部分は?と問われれば、やはりあの赤い実と答えますよね。事実販売されている姿も、頭に星型のヘタの部分を携え、パックにきれいに並んで販売されている姿はイチゴのお馴染みの姿。でも、実はイチゴの果実の部分は赤い部分についてるゴマのような小さな粒。そう、アレです。イチゴの絵を描くと黒い点々でよく表現されているアレでございます。
実はイチゴの果実はあのゴマのような白いような、はたまた黒いような点々なんですね。
ではあのイチゴの味の大部分を占めるあのふっくらとした赤い部分は何なのか。
これは気になるところですよね。実はイチゴの赤のふっくら部分は花托と呼ばれるもので、茎の一部なんです。いわば花をつける台のような役割を担っており、あのつぶつぶは痩果と呼ばれる器官で、あの粒粒の中に種子が入っていてあそこからイチゴが発芽して育っていくわけなんですね。
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・・・ ・・・本当に自然界って奥深いものですよね。
ちなみに同じような形態を持った食物として、イチジクやリンゴ、梨などがあります。
最後に
いかがだったでしょう。今回は人気果物筆頭、イチゴの意外な雑学を3つ厳選してご紹介してみました。いや~・・・それにしても、赤いふっくらしたあの美味しい部分が厳密には果実ではないというのはオドロキでしたよね。良かったら何かの機会の話のタネに使っていただければ嬉しいです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。