こんにちは。えたばりゅです。
今回は絶品高級魚、アカムツ(ノドグロ)にスポットを当てて、その美味しい食べ方やちょっとしたトリビアなどをご紹介しようと思います。
こちらの記事をお読みいただくことによって、今晩のおかずはノドグロにしたくなること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
絶品高級魚アカムツ(ノドグロ)の美味しい雑学とトリビア
ではまずアカムツのご紹介を軽くさせていただくと、鮮やかな赤オレンジや朱色が特徴的な白身の魚で、生息海域は意外と広く、日本はもちろん東南アジアやオーストラリアにかけて生息しております。
お魚屋さんや魚介コーナーでは体長約10~20cmほどのものが多いですが、最大で約40cmと、結構大きく成長する魚なんですね。
そして、アカムツはこの正式和名よりも「ノドグロ」という別名のほうが有名ですよね。このノドグロという別名の由来も結構認知されており、口腔内が黒色をしていることからこの別名で呼ばれるようになりました。
こちらの記事でも、以下ではノドグロという表記を使わせていただきたいと思います。
ノドグロの面白美味しいトリビア1.意外にも暖流性の魚
日本でのノドグロの有名な漁獲海域といえば富山県や新潟県、石川県、兵庫県の日本海側、鳥取県、島根県、後は長崎県の五島列島周辺など主に日本海側ですし、脂のノリが絶品の魚なので、寒い海域の魚というイメージがありますが、先ほどご紹介した通り、実は東南アジアやオーストラリアでも棲息している暖流海域の魚なんです。
ただ、生息海域が100m~200mと表層の深い辺りから深海域の始まりにかけてと、割と深い海域に生息しているので、比較的冷たい海水温ってのはそのイメージの通りと言えそうです。
ノドグロの面白美味しいトリビア2.他の「ムツ」という名がつく魚種とは別種
名前にムツという文字がついている魚は結構多く、ノドグロの正式名称であるアカムツもムツという種類の魚に似ていて、その魚を赤くしたようなフォルムをしていることから、この名前になったとされているんですが、どちらも脂がのった魚という共通点はあるものの、意外にもムツとアカムツは別種の魚で、
- ムツやクロムツはスズキ目ムツ科
- アカムツはスズキ目ホタルジャコ科(スズキ科)
に分類されるんです。ちょっと荒っぽい言い方であえて表現するのであれば、ニャンコとワンコくらいの違いがあるんですね。
この他にも、ギンダラ(ホクヨウムツ)、カワムツ、ヌマムツなどムツという文字が名前についているものの、これらはすべてムツとは別種の魚なんです。
あとは・・・ムツゴロウもムツの名を冠していますが、こちらももちろん別種。
こちらは、そのフォルムが全然違いますもんね。
ノドグロの美味しい食べ方
ノドグロは白身で淡白な味わいのため、比較的料理法を問わない、お料理面においてもとてもうれしい魚の一種ですが、個人的におススメなのはノドグロの味わいをシンプルに味わえる塩焼き。
味付けをシンプルに塩のみにすることで、ノドグロの上品な脂と味をダイレクトに味わうことができるので、是非ぜひお試しいただきたいノドグロ料理。
焼くだけなので、料理法もシンプルですしね。
鮮度ビッカビカのノドグロが運良く手に入った場合はお刺身はもちろん、炙りや湯引き(オトシ)もおススメ。
皮目を少し炙ったり、熱湯をかけたりすることで、その脂が程よく落ちるので、これまたお箸が進みまくって困ること間違いなしです。
後は
- 煮つけ
- お鍋・しゃぶしゃぶ
- フライ・天ぷら
- せいろ蒸し・酒蒸し
などでも、もちろん美味しく食べることができます。
香草焼きやカルパッチョ、アヒージョなどの洋風料理でもナイスなお仕事をしてくれるので、ゼヒ機会あればお試しください。
最後に
いかがだったでしょう。今回は絶品高級魚、ノドグロの美味しい食べ方とちょっとしたトリビアをご紹介させていただきました。ぜひノドグロをご賞味される際にはご参考いただけると幸いです。こちらの記事があなたの楽しい食生活の向上になれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。