夏が旬の食材

レタスは生より炒めろ!その栄養恩恵をガッツリ享受するためのコツと品質の良いレタスを選ぶ意外な基準

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、夏にピッタリなサラダの主役級野菜レタスにスポットを当てて、ちょっと耳寄りな情報をご紹介したいと思います。レタスは、生で食べる生野菜というイメージが強いですが、その含まれる栄養を最大限にいただくには・・・そして、良質なレタスを選ぶその意外な選定基準とは・・・

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

レタスは生より加熱が効果的!その栄養素をしっかり、ガッツリいただく調理法とは

レタスはかなり私たちにも超なじみ深い野菜ですが、その歴史も非常に古く、地中海沿岸などで自生していた野生種をもとに紀元前6世紀ごろにはすでに栽培が始まっていたとされており、日本にも平安時代にはすでにその品種の一部が入ってきていたと考えられております。ちなみに栽培当初、古代ギリシャではオトナな用途で食べられていたりもしたんですね。

今でこそ、英名のレタスという名前が主流で使われておりますが、当初は「ちしゃ」と呼ばれていて、こちらが一応日本での標準和名なんですね。沖縄でよく栽培されている「ちしゃ菜」はレタスの一種ですが、これはこの和名からきているんです。

ちなみにちしゃは「乳草(ちちくさ)」が由来になったと考えられており、これはレタスの茎を切ったときに染み出る乳白色の液体がその名前の元となってるんです。

レタスの茎を切ったときに染み出る白い液体の正体は結構うれしい栄養素

購入してからは、レタスの茎を切ることはあまりないため、そんなにイメージはないかもですが、先ほどお伝えした通り、レタスはこの白い液体がなんといってもの特徴で、その名前の由来となっているほど。この白い液体の正体なんですが、これはレタスに含まれる栄養素の一つで、サポニン様物質とよばれるもの。これ自体なめてみると、何とも言えない苦味があったりするんですが、その成分にリラックス効果があったりするんです。そしてレタスにはカルシウムも含まれておりますので、何かとイライラしがちな夏には本当jにピッタリな野菜と言えるんですね。

レタスに含まれる栄養素

レタスは超瑞々しい野菜というイメージがあり、実際そのイメージ通り、その成分のほとんどが水分。これは少し前にご紹介した冬瓜に通づるものがあって、その含有栄養素としては野菜類の中ではそんなに高くないものの、先ほどご紹介したサポニン様物質の他やカルシウムの他、カリウムや食物繊維、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含んでおり、とりわけ、サニーレタスやグリーンリーフなどのリーフ系レタスにはその栄養素が多く含まれているんです。

サニーレタスなどは通常のレタスと比較すると、苦みも強いので敬遠されがちですが、栄養面では実はレタスよりも優れていたりするんです。

実は油との相性抜群!レタスに含まれる栄養を最大限にいただくコツ

レタスはその含まれる水分量の多さやシャキシャキ食感がなんといってもの魅力な野菜なんで、サラダ野菜として生で食べるイメージが強く、実際その使用用途もサラダで食べられることが圧倒的に多いんですが、実はレタスは油との相性がよく、油がレタスに含まれるカルシウムの吸収率を高めてくれるんです。

また、炒めたり茹でたりすると、含まれる水分が飛ばされる分レタスを多く食べることができ、それだけその栄養を多く摂取することができるんです。

なので、レタスに含まれる栄養素をガッチリいただくには、生食よりも加熱・・・その中でも油を使って料理した方が相性がいいといえるんです。

では、そんなレタスの栄養をバッチリいただけて、ちょっとおススメな油を使ったお手軽レタス加熱料理のレシピをご紹介したいと思います。

超お手軽!しかも和洋中変幻自在!レタスと干しエビの油炒め

用意するものは、レタスと干しエビ。これを味付けして油で炒めるだけ。めっちゃ簡単でしょ。そしてコレが簡単に和風・洋風・中華とアレンジできてですね。食べたい味によって味付けを変えるだけ。

  • 和風であれば、サラダ油系に粒状のかつおだし、もしくはだし醤油
  • 洋風であれば、オリーブオイル、もしくはサラダ油に粒状コンソメ
  • 中華であれば、ごま油に丸鶏ガラスープの素などの粒状中華だし

といった感じ。レタスは水分が多くて熱処理で分量が減るので、ガッツリ摂るためにもレタスは多め、ダシ系も若干多めに入れるのがいいかな。干しエビの赤とレタスの緑が油で炒めることで濃くなって彩りもきれいですし、ダシのうま味と相まってご飯もめっちゃ進むんで、結構おススメ。しかも、干しエビのカルシウムもあるので、カルシウムもさらに多く摂れますしね。干しエビの代わりにちりめんにしても、これまた違った美味しさを楽しむことができます。

良質なレタスを選ぶコツ

こちらは、通常の玉状のレタスに主に言えることなんですが、購入するときは、あまりズッシリしていない巻きがふわっとしたレタスを選ぶのがいいんですね。なんか、しっかり巻いたズッシリしたレタスがよく思えてしまいがちですが、あまりガッチリ巻いたレタスは、苦みも多く、葉も固いので、持つと軽く感じるくらいのレタスを選ぶのがコツと言えます。

また、冒頭でご紹介した、乳白色のサポニン様物質は時間の経過とともに錆色に変色するので、できれば茎の部分が茶色く変色していないものを選ぶとより鮮度の良いレタスを楽しむことができます。あとは、葉が白いレタスは避けること。レタスは茎(芯)の部分に近ければ近いほど白くなり、外葉のほうが緑が濃いんですね。ただ、時間の経過とともに、外側から水分を失いしなびていきますので、時間がたてば、外側の葉を取り除いて、販売することが多いんです。栄養素も外葉のほうが多く含んでいるので、含まれる栄養をしっかり取るためにもできれば緑が濃いものを選ぶといいでしょう。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、夏野菜にしてサラダ・生食野菜の代表格、レタスについてちょっと意外な耳寄り情報などをご紹介してみました。こちらの記事があなたの更なる健康生活の向上、並びに楽しい食生活の向上のお役に立てれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

-夏が旬の食材
-,