夏が旬の食材

「とりあえず枝豆」オーダーは健康面でも大正解!呑兵衛のための頼もしき名相棒

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、僭越ながら私も大好きな逸品である、枝豆について含まれる栄養素や美味しい食べ方などをお伝えしようと思います。その美味しさを最大限に享受できるちょっとした枝豆選びのコツにも触れておりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

居酒屋でとりあえず枝豆は健康側面でもバッチリなオーダー!酒好きのための頼もしき味方

枝豆は元々、東アジアや中国が原産国であるとされていて、日本には稲作伝来と同じ時期に伝わってきたと考えられております。文献では鎌倉時代に食された可能性がある文面が見つかっており、江戸時代に入ると、先人たちが道すがら枝豆をつまみながら歩いていたりしたようですね。

そして、枝豆は大豆の未成熟な身を若獲りしたものというのは、広く知れ渡っているところで、その料理に彩りを添える名わき役としての確固たる地位を築いているといえる夏野菜ですね。

枝豆の主な産地

枝豆は5~6月には台湾や中国で栽培された国外ものがまず初めに出回りますが、日本でももちろん栽培されており、6月ごろから出荷が始まります。主な産地は群馬県、山形県、千葉県、埼玉県、北海道、新潟県などで、各々の件で独自ブランド品種が開発されるなど、今ではその品種は枝豆専門種なども含めると、400種以上にも上るとされているんですね。

各地の枝豆独自ブランド品種

枝豆はその地方により、独自の品種、ブランドが開発されていることは先ほど述べた通りですが、有名なところでは、

  • 山形県のだだちゃ豆
  • 新潟県の茶豆
  • 丹波の黒豆(厳密には黒大豆、枝豆は黒枝豆として区別されることが多い)
  • 福島県のかおり枝豆

などといったものがあり、その品種によって、豆の大きさ、甘味、色、収穫・出荷時期などに独自性がみられるのも特徴ですね。なかでも、兵庫県丹波で栽培されている丹波の黒豆は大豆成熟すると黒い色になるのですが、枝豆も茹でると本来の鮮やかな緑ではなく、黒みがかった緑になるのが特徴で、その見た目の特異性とのギャップともいえる強い甘みと味の良さと出荷時期の遅さ・量が限定的なのが有名ですね。

枝豆に含まれる栄養素ととりあえず枝豆が大正解な理由

枝豆は畑の肉と称される大豆ということもあり、植物性たんぱく質、脂質、糖質が豊富な他、ビタミン類も豊富に含まれており、ビタミン類に関しては大豆の時には失われるビタミンCも比較的豊富に含まれているんです。

また、枝豆に含まれているタンパク質成分の一つである、メチオニンは人間の体内では生成することができない必須アミノ酸で、食物を摂取することでしかそれを取り込むことができないんですが、主な働きに血液中のコレステロール値を下げて、活性酸素の生成を抑制する働きがあり、アルコール成分の分解を促して肝臓の働きを手助けしてくれるんです。

こういったこともあり、枝豆はアルコールとの相性も良く、とりあえずビールは健康補助の面からみても、大正解といえるオーダーなんです。

・・・とはいえ、過度なアルコール摂取はいくら枝豆の働きがあっても体に悪いので、やめておきましょうね。

枝豆のおいしい食べ方

枝豆を美味しく食べる方法といえば、やはり王道の塩ゆでが一番イメージできる料理法ですが、このほか、炊き込みご飯の具、かき揚げ、ヒジキとの炊き合わせ・サラダの具などでも、ナイスな仕事をしてくれる存在となっており、その料理に彩りを添えるのはもちろん、プリッとした歯ごたえは、豆ごはんでも、かき揚げでもいいアクセントとなってくれます。

また、枝豆を発酵させた枝豆納豆も、一風変わったものながら、大豆の納豆と比較してその歯ごたえが楽しめるのも特徴で、こちらは塩で食べるとまた格別の味を醸し出してくれます。

このほか、豆をつぶした料理法も確立されており、茹でた枝豆の薄皮を取り除き豆を潰して、ペースト状にした「ずんだ」も有名で、東北地方ではずんだに砂糖を加えたものをお餅につけて食べるずんだ餅も名産となっております。

枝豆のおいしさを最大限に楽しむコツ 枝豆は枝付きを購入する

このように枝豆はその味はもちろん、優れた栄養素を含んでいるのが特徴ですが、弱点もありましてですね。それは、枝豆は枝から落とすと急激に鮮度が落ち、その味も劣化していくんですね。なので、枝豆を購入するときは、できる限り枝付きのものを選ぶことをお勧めします。

販売されている比率としては、枝からとった袋入りのものが多いのが実情ですが、直売所では枝付きで販売されているところも多く、枝豆出荷最盛期には比較的頻繁に枝付きのものがスーパーなど青果売り場の店頭でも販売されてますしね。枝から外す手間は増えますが、その分美味しい枝豆が楽しめるというわけです。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、ビールの名相棒、とりあえず○○の代表的存在、枝豆について、その含まれる栄養や枝豆を最大限美味しく食べるコツなどをお伝えさせていただきました。こちらの記事があなたの楽しい食生活、並びに健康生活のさらなる向上のお役に立てれば幸いです。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

-夏が旬の食材
-, ,