お役立ち食材雑学 通年食材

脂のノリ抜群!通年脂肪含有率が高い魚たち一覧

こんにちは。えたばりゅです。こちらでは通年を通して、脂肪含有率が高い、いわゆる年中脂ノリノリな魚たちを一覧表示しています。お魚の購入のご参考にしていただければ幸いです。

美味しさバツグン!年間を通して脂ノリノリな魚たち一覧

日本は周りを海に囲まれた島国という特性上、古来より、特に海に面した地域ではその食卓の中心には海産物が並ぶことは多くありました。そして、その嗜好性はその時代で差異あれど、現代社会においては魚の美味しさを示す指標の一つに、脂肪含有率が高いか否か。すなわち脂ノッてるか、そうでないか。ってのはその判断基準としては、比較的大きなシェアを占めているといえるのではないでしょうか。

そこで今回は、年間を通じて比較的安定的に脂肪含有率を含んでいる魚たちを一覧でご紹介しようと思います。あくまで傾向ということ、漁獲海域やその魚の個体的に数値は確定要素ではないこと、また、今回の掲載基準として人為的裁量が含有率に影響する養殖魚は除外していること、予めご領了いただければと思います。

また、マグロのような超大型魚など、食す部位によってかなり差が生じる魚種も今回は除外しております。ではでは、早速ご紹介していきましょう。

通年を通して脂肪含有率が高い魚一覧

  • アブラボウズ:オッツケなどとも呼ばれる北の海域に生息している深海性の白身魚。その名の通り、脂肪含有率が4割に達することもある、今回ご紹介している中でも抜きんでた存在です。この為、過度の摂取で下痢を引き起こす可能性もあり、摂取には注意喚起がなされることも。高級魚クエに偽装されるという不遇な面もあるものの、アブラボウズ自体も芳醇な甘さのある脂を持つ美味しい魚。お刺身、焼き物、煮つけ、蒸し物、揚げ物など。
  • ウナギ:こちらでご紹介しているのは、二ホンウナギでのご紹介です。日本でも古来より親しまれている魚で、その知名度に反して生態が複雑でいまだ完全なる養殖が難しい魚です。脂ののった魚として有名で、ご存じ蒲焼の他、白焼き、塩焼き、天ぷらなどでも食べられております。脂肪含有率約25%。
  • キタノホッケ(シマホッケ):マホッケ(ホッケ)と近縁の白身魚でホッケよりも深海域を好む性質があり、主に北太平洋海域に生息しています。鮮度落ちが早いため、漁獲海域以外では一夜干しなどにされ冷凍での流通が主流になっています。脂肪含有率は約13%。
  • キチジ(キンキ):日本東部からベーリング海の深海域に生息している白身魚。以前は漁獲地域を中心に食されていたものの、近年はその上品な脂のノリから人気を博している高級魚。漁獲地近隣ではお刺身も提供されております。塩焼き・一夜干し・煮つけ・酒蒸しなど。脂肪含有率約20%。
  • ギンダラ:アブラボウズと近縁の魚で、タラと名前にあるものの、タラとはまた別種の魚。アブラボウズと同じく、深海性の白身魚で、太平洋の北方海域に多く生息しています。煮つけ・塩焼き・照り焼き・粕漬・味噌漬けなど。脂肪含有率約18%。
  • タイセイヨウサバ(ノルウェーサバ):主に塩サバや冷凍サバで日本で流通している。原産国が北欧の場合はほぼこのタイセイヨウサバ。旬を外れる時期でもその脂肪含有率は約15%と高く現地で旬を迎える時期には30%を超えることも多々あります。塩焼き・煮つけ・一夜干し・味噌漬け・粕漬・お鍋など。
  • マゼランアイナメ(メロ・銀ムツ):南方の極致近郊の海域の深海性の白身魚で、メロや銀ムツの名前で親しまれています。煮つけ・塩焼き・照り焼き・粕漬・味噌漬けなど。脂肪含有率約25%。
  • マスノスケ(キングサーモン):その名前の通り、サケの中でも大きく成長する種で日本でもキングサーモンの名前で有名なサケの仲間です。塩焼き・バター焼き・香草焼き・煮つけ・蒸し物・揚げ物・お鍋など。脂肪含有率約13%

こちらは随時更新中です。また新しい情報が入り次第アップさせていただきます。

-お役立ち食材雑学, 通年食材
-