こんにちは。えたばりゅです。
今回はちょっとマイナーな野菜でもある、ズッキーニにスポットを当ててそのおいしさや魅力についてご紹介していこうと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、すぐにでもズッキーニを購入しにGoしたくなること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
カボチャっぽくないカボチャ ズッキーニ ちょっとマイナー野菜に隠された真の実力に迫る!
ズッキーニはメキシコや南アメリカが原産とされておりますが、いつごろからその栽培が始まったかはまだはっきりしていないんですね。一説によると1500年代にはすでに原産地からヨーロッパに輸入され、栽培されていたとも考えられております。気になる日本での歴史なのですが、コチラについては結構新しく、本格的に栽培が始まったのはイタリア料理が特に人気を集めていた1970年から1980年ごろにかけてとされております。
そういえば、この頃、今となっては懐かしい言葉「イタ飯(いためし)」が飛び交っておりましたね。
フランス料理は元々日本でも人気がありましたが、この頃にイタリアなどのヨーロッパ諸国の国土料理が日本でも定着していったような気がします。
そしてズッキーニが日本の青果コーナーに陳列され始めたのも、ちょうどこのころ。ズッキーニは南アメリカが原産ですが、輸入先のイタリアなどで盛んに生産されていましたので、その食材であるズッキーニもヨーロッパ料理の日本での人気の始まりとともに一般化していったというわけなんです。
カボチャらしくないカボチャ ズッキーニ
ズッキーニはカボチャの仲間ってことは、現在ではソコソコ認知され始めておりますが、結構カボチャっぽくない要素もありましてですね。私たちがよく知るカボチャとの違いはまずその見た目が見た目がナスやキュウリと似ていてカボチャっぽくないってのが第一印象ですが、その他にも
- 旬が冬ではなく夏
- 完熟させずに開花後一週間程度で収穫
といった違いがあります。ズッキーニの品種によっては丸いズッキーニもあって、こちらの方はカボチャの仲間って言われるとなるほどそういえば・・・ってなりますが、私たちがよく知るズッキーニは前述の通り細長い形状をしていますので、第一印象のままカボチャなんですよ。って言われると「いやいやいやw何言ってんスか」ってなってしまいますよねw
コチラは丸ズッキーニ。丸っこさが際立ってちょっと可愛らしいでしょ。
でも、カボチャらしい一面もあって、日本ではあまり馴染みはありませんが、花もお料理の材料として使われていたりするんです。
見た目と印象で食わず嫌い・敬遠はもったいない!ズッキーニの真の実力
ズッキーニは、そんなに高額な食材ではなく、どちらかといえば比較的手に入れやすい価格帯で販売されているものの、その見た目とは裏腹にカボチャの仲間の例に倣い、生食にはあまり向かないことでのイメージ差異や、ちょっとどう扱っていいか分からない的な要素もあり、食わず嫌いまではいかないものの、ちょっと敬遠されがちな食材でもありますよね。
しかしながら、このズッキーニ。その真の実力は全くクセのない味わいで、食感に関してもホクホク。そして熱を通す料理には結構幅広い対応もしてくれるかなり有能なヤツなんです。そして何よりも皮を剥いたりする手間がないのがありがたいところ。
- お料理レパートリーとしては
- 炒め物系
- 揚げ物系
- 煮物系
- スープ系
などなど非常に多彩で洋野菜ですが、みそ汁やてんぷらなどの和食系にしてもバツグンの仕事をしてくれます。そして油との相性もバツグンですので、お肉料理のお供としても秀逸、黄色いズッキーニ、いわゆる黄果種と通常の緑果種、そして同じく油との相性バツグンでむしろ油料理で栄養が爆増するパプリカなどを投入して炒めれば、いつもの肉の炒め物が、見た目も華やか、栄養もバツグンなお料理に大変貌いたします。
おススメ料理 ズッキーニの和風マヨ炒め
そしてまことに僭越ながら、個人的におススメなのが、ズッキーニを主役のおかずとして際立たせるズッキーニの和風マヨ炒め。
コレね。もう最高。
作り方も簡単で、
- ズッキーニを輪切りにして、粒状のかつおだしをかけて少し時間を置く(10分から15分くらい)
- フライパンに少し油を引き、ズッキーニを炒める
- ズッキーニに少し焦げ目がつき始めたら、マヨネーズと醤油をブリっと投入し、少し仕上げに炒めて皿に移す
- 仕上げにかつお節などの削り節を振りかける
そしておいしくいただく。
以上でございます。マジ食べすぎ注意報なんで、良ければお試しをば。。。
ちなみに、マヨネーズと醤油を明太マヨに差し替えても、これまた超グッド、至高の味わいでございます。
最後に
いかがだったでしょう。今回はちょっとマイナーな野菜、ズッキーニにスポットを当ててその美味しさや魅力に迫ってみました。こちらの記事があなたの楽しい食生活の一助になれば幸いです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。