お役立ち食材雑学

アミノ酸の各種類・効果とそれを多く含む魚介類一覧

こんにちは。えたばりゅです。

こちらでは私たちの体にとっての重要な栄養素、アミノ酸を多く含む魚介類をご紹介しております。

※こちらでご紹介しております健康などへの効果はそれを摂取することでその効果が約束されるものではないことあらかじめご了承ください。

アミノ酸を多く含む魚介類一覧

アミノ酸は私たちの体を健全に維持する重要な栄養素で、中には食物を摂取することでしか補えないものもあり、こういったものは必須アミノ酸と呼ばれていて、数あるアミノ酸の中でも9種類がそれに該当します。それに対し、私たちの体でその必要量を生成できるものは非必須アミノ酸と呼ばれておりますね。

必須アミノ酸の種類とそれを多く含む魚介類

では次に必須アミノ酸の種類と体への期待できる健康効果、そしてそれを多く含む魚介類をご紹介していきましょう。

必須アミノ酸ロイシンを多く含む魚介類の一例

ロイシンは肝臓の健康機能を滞りなく進める手助けをしてくれる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類の一例は

  • トビウオ
  • イカ・タコ
  • カニ
  • アサリやハマグリなどの貝類

などがあります。

必須アミノ酸イソロイシンを多く含む魚介類の一例

イソロイシンは神経の働きを円滑に進めてくれたり、体の成長機能を高める手助けをしてくれる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類の一例は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • マグロ
  • アナゴ

などがあります。

必須アミノ酸リジンを多く含む魚介類の一例

リジンは代謝機能を高める手助けをしてくれたりする必須アミノ酸で体の各組織を形作るために必要な必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • タイやヒラメなどの白身の魚
  • イクラや鯛の子、タラコなどの魚卵、タラの白子などの白子
  • カキ

などがあります。

必須アミノ酸フェニルアラニンを多く含む魚介類の一例

フェニルアラニンは沈んだ気分を高めてくれたり、抗うつの効果が期待できる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • イクラや鯛の子、タラコなどの魚卵
  • タイ
  • アユ
  • ウニ

などがあります。

必須アミノ酸メチオニンを多く含む魚介類の一例

メチオニンはフェニルアラニンと同じく抗うつの効果が期待できる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • マグロやカツオなどの赤身の魚

などがあります。

必須アミノ酸スレオニンを多く含む魚介類の一例

スレオニンは脂肪肝の予防の手助けをしてくれたり、体の成長の手助けをしてくれる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • タイやヒラメなどの白身の魚
  • アサリやハマグリなどの貝類

に多く含まれます。

必須アミノ酸バリンを多く含む魚介類の一例

バリンは体の成長の手助けをしてくれる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • タイやヒラメなどの白身の魚
  • マグロやカツオなどの赤身の魚

などに多く含まれます。

必須アミノ酸ヒスチジンを多く含む魚介類の一例

ヒスチジンはお子さまの成長に必要な必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • カキ

などに多く含まれます。

必須アミノ酸トリプトファンを多く含む魚介類の一例

神経の働きを円滑に進めてくれたり、その成分が良好な睡眠などに必要なセロトニンに変化する必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • カツオ
  • サケ
  • ウニ
  • イクラや鯛の子、タラコなどの魚卵

などがあります。

非必須アミノ酸の種類とそれを多く含む魚介類

では次に非必須アミノ酸を多く含む魚介類をご紹介して行きましょう。「非」なんてちょっと否定的ともとれる言葉が付いていますが、こちらも必須アミノ酸と同様体にとって重要なアミノ酸ばかりでございます。

非必須アミノ酸シスチンを多く含む魚介類

シスチンは体に侵入してきた有害物質を取り除く手助けをしてくれる非必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • イカ・タコ
  • エビ
  • アサリやハマグリなどの貝類

などに多く含まれています。

非必須アミノ酸チロシンを多く含む魚介類

チロシンは体の代謝を進める手助けをしてくれたり、神経の働きを良好にする手助けをしてくれる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • マグロやカツオなどの赤身の魚

などがあります。

非必須アミノ酸アルギニンを多く含む魚介類

アルギニンは免疫力を高め、筋肉を強くする手助けをしてくれたり、体の成長の手助け、また滋養強壮に効果が期待できる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • ウナギ
  • アナゴ
  • カレイ
  • イクラや鯛の子、タラコなどの魚卵
  • タラなどの魚の白子
  • 昆布
  • ウニ
  • サザエ・アワビ

などがあります。

非必須アミノ酸アスパラギン酸を多く含む魚介類

アスパラギンはスタミナを高める手助けをしてくれたり、神経系を守る手助けをしてくれる非必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サバやアジ・イワシなどの青魚
  • アナゴ

などがあります。

非必須アミノ酸グルタミン酸を多く含む魚介類

グルタミンは神経系統や脳の働きを改善する手助けをしてくれる必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • サケ
  • カツオ
  • アナゴ
  • アサリやハマグリなどの貝類
  • アワビ
  • ワカメ・昆布

などがあります。

非必須アミノ酸タウリンを多く含む魚介類

タウリンは血圧を下げ、血中コレステロールを減少させる手助けをしてくれたり、肝臓病の予防に効果が期待できる非必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • イカ・タコ
  • エビ
  • カニ
  • アサリやハマグリなどの貝類

などがあります。

非必須アミノ酸グリシンを多く含む魚介類

グリシンは抗菌作用に効果が期待できる非必須アミノ酸です。これを多く含む魚介類は

  • イカ・タコ
  • エビ
  • カニ
  • アサリやハマグリなどの貝類

などがあります。

非必須アミノ酸ペプチドを多く含む魚介類

ペプチドは活性酸素を排除してくれたり、血圧を下げる手助けをしてくれる非必須アミノ酸です。これは魚介類全般に多く含まれております。

こちらは随時更新中です。新しい情報などがあり次第、随時アップさせていただきます。

参考・出典:食と健康に役立つ魚雑学辞典

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