こんにちは。えたばりゅです。
今回は、キャベツと芽キャベツの違いについてバッチリわかりやすく解説したいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、両者の違いがバッチリ分かるようになりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
キャベツと芽キャベツの違いとは!?をバッチリわかりやすく解説
最近キャベツ・・・メッチャ高騰してますよね。
原因としては、昨年の猛暑と12月以降の寒波など、外気温の影響がかなり大きいとされておりますが、一部地域ではキャベツが一玉1,000円の大台に達した店舗もあるとか。
今月もキャベツが高値推移が農水省が予測しており、その影響で代替えがしやすい、白菜やレタスも通年よりも高値を付けているようで、なかなかお財布にキビシイ状態となっております。
春キャベツの収穫が始まるのも、もう少し先ですし、これまた全国的に一月も気温が低い感じですので、食費においてはかなりシビアなジャッジを下す状態が続きそうですね。
現在はキャベツを手軽に野菜炒めに使ったり、みそ汁に入れたりするのは、なかなかためらう時期。そこで、キャベツ関連のトリビアでもお伝えして、少し和んでいただこうと思ったわけでして。
ではでは、早速参りたいと思います。
芽キャベツはキャベツの「こども」ではない キャベツと芽キャベツの違い
まだ収穫までは少し先なんですが、春も進んだころ、野菜コーナーや、八百屋さんで芽キャベツという野菜が販売されているのを見かけたことがおありではないでしょうか。
そのネーミングでイメージされる通り、キャベツをそのままミクロサイズにしたようなフォルムをしており、この名前からキャベツが成長する前に収穫した、いわゆるキャベツの「こども」的な野菜と解釈されている人も多いはず。
ですが、この芽キャベツ。直径数センチという見た目的にも超絶かわいらしい大きさながらも、これで立派な大人の状態であり、キャベツのように大きく成長する品種ではないんですね。
なので、キャベツと芽キャベツは実は別物だったりしてしまうんです。ではその大きさ以外にもある、両者の主な違いをご紹介していきましょう。
キャベツと芽キャベツの違い1.成り方の違い
キャベツは一部結球しない品種もありますが、収穫時期になると、外葉に囲われるように、大きなキャベツの玉が一玉成り、目立った茎というのは見た目的には見受けられませんよね。
こちらはキャベツが収穫間際を迎えた状態のキャベツ畑。キャベツが一つ一つなっているのがお分かりいただけるかと思います。
この一方芽キャベツは茎に沿って鈴成りになるのが特徴で、一つの茎から結構な量の芽キャベツを収穫することができます。
これが芽キャベツが収穫間際を迎えた状態。なかなかの量が一つの茎になってるでしょ。こんな感じに両者その実の付け方に大きな違いがあったりするんです。
キャベツと芽キャベツの違い2.原産地の違い
キャベツは野菜と呼ばれる種の中では、1,2を争うような古い野菜の一つで、紀元前6世紀ごろにはすでに、キャベツの原種が栽培されていたとされているんです。そして、私たち現代人の間で親しまれている現在のキャベツが13世紀ごろのイタリアで栽培が始まったと考えられているんですね。
これに対し、芽キャベツの栽培が始まったのはキャベツと同時期か、それよりも少し遅れた14世紀ごろとされており、芽キャベツの栽培が本格的に始まったのは、ベルギーが発祥と考えられているのですが、ただ、キャベツも元々の原種は結球しない、茎を持つ植物などが品種改良、交配されていった経緯を持つと考えられており、茎を持つ芽キャベツはケールやブロッコリーなどと同じく、起源種とも考えられているんです。
キャベツと芽キャベツの違い3.食べ方の違い
そして、最後の主な違いはこちら。食べ方の違いが挙げられます。芽キャベツはその小ささから、一玉丸ごとの状態で料理されることが多いですが、キャベツは多くの場合、一玉からカットされた状態で料理されることが多いですね。
さすがにキャベツは一口で食べるのには大きすぎますもんねw
また、料理方法も若干の違いがあって、キャベツは煮込み料理や汁物、炒め物の他、千切りなどカットした状態でサラダなど生食されることも多々ありますが、芽キャベツもサラダなどに使用されることもあるものの、一度蒸したり、茹でたりしたものをサラダに使用することが多く、芽キャベツは煮込みや炒め物、煮物など加熱調理に使われることが多いですね。
最後に
いかがだったでしょう。今回はキャベツと芽キャベツの違いについてバッチリわかりやすく解説させていただきました。私も恥ずかしながら、若年のころまではそのフォルムと、小ささから芽キャベツはキャベツの子どもと思っていた次第でして。両者違うことを知った折には軽く驚愕したのを覚えておりますw
まぁ、止まない雨はないということがある通り、キャベツもこの高値が永劫続くわけではなく、この先価格もまた落ち着いてくれるであろうことを期待して、今回はココまでとさせていただきます。
ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。